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【日ラオス外相会談】岸田文雄外相が南シナ海問題をめぐり「国際法の順守」など日本の立場を伝達 ミャンマーのスー・チー国家顧問兼外相とも懇談し早期来日を要請

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【日ラオス外相会談】
岸田文雄外相が南シナ海問題をめぐり「国際法の順守」など日本の立場を伝達 ミャンマーのスー・チー国家顧問兼外相とも懇談し早期来日を要請

ラオスのサルムサイ外相(右)と会談を前に握手する岸田外相=24日、ビエンチャン(共同) ラオスのサルムサイ外相(右)と会談を前に握手する岸田外相=24日、ビエンチャン(共同)

 【ビエンチャン=田北真樹子】岸田文雄外相は24日夜、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に出席するため訪問したラオスで、同国のサルムサイ外相と会談した。岸田氏は南シナ海での中国の主権主張を否定した仲裁裁判所の裁定をめぐり、国際法の順守などが必要だとの日本側の考えを伝えた。サルムサイ氏は「しっかりと受け止めた」と語った。

 南シナ海問題をめぐっては、ASEAN内で議論が紛糾していることや、中国が日本の発言に敏感になっていることから、日本側は岸田氏とサルムサイ氏との間の具体的なやりとりを明らかにしていない。ただ、日本としては議長国ラオスの役割が極めて重要となることから、一連の会議を前にラオスとの会談が実現したことを「意義がある」(日本政府関係者)と評価している。

 これに先立ち、岸田氏はミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と懇談し、改めて早期の来日を招請。スー・チー氏は「再び訪問したいと思っている」と述べた。

 一方、岸田外相は25日午前に韓国の尹炳世外相と会談する。慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓合意の誠実な履行を改めて確認する予定。韓国側からは元慰安婦支援のための財団発足に関する準備状況の説明も想定される。

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