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【緊迫・南シナ海】中国、裁定に圧力画策も裁判所側は「慎むように」と不快感 韓国は「竹島問題」警戒か

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【緊迫・南シナ海】
中国、裁定に圧力画策も裁判所側は「慎むように」と不快感 韓国は「竹島問題」警戒か

南シナ海の裁定について報じる13日付の中国各紙(共同) 南シナ海の裁定について報じる13日付の中国各紙(共同)

 南シナ海問題をめぐる仲裁裁判所の裁定に関して、中国が裁判所側に圧力をかけようと画策していたことが分かった。この法廷外活動に裁判所は不快感を示したとされ、思惑とは裏腹に中国は不利な立場に追い込まれていった可能性がある。(夕刊フジ)

 中国側の圧力については、仲裁裁判所が昨年10月、フィリピンの申し立ての一部について「管轄権を認める」とした裁定文の中で示された。

 裁定文は、当時の駐英国中国大使から仲裁裁判所所長への面会依頼があったと言及。裁定文は複数回にわたり「非公式な質問を受けてきた」とも指摘した。

 裁判所は2013年11月14日付で、中比双方に「仲裁人たちと片方の当事者だけで連絡を取ることを慎むように」とする書簡を送ったことも明らかにした。

 仲裁裁判所への中国の圧力は“前科”がある。

 英国際戦略研究所のアレクサンダー・ニール上級研究員は、12日付のシンガポールの中国語紙「聯合早報」で、「国際機関に台湾の参加を認めないよう手回しする外交戦術と似ている」と指摘。裁判所からの参加要請には応じず、仲裁人への圧力につながる行為を続けた今回の中国の行動には国際的な批判が高まりそうだ。

 一方、韓国では12日出された仲裁裁判所の裁定に、賛同する声が高い。

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