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【緊迫・南シナ海】クロ裁定の“黒幕” 日米に矛先 中国報道 仲裁人任命した柳井俊二氏を「日本の右翼で反中」と断定

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【緊迫・南シナ海】
クロ裁定の“黒幕” 日米に矛先 中国報道 仲裁人任命した柳井俊二氏を「日本の右翼で反中」と断定

南シナ海の南沙諸島で警備する中国人民解放軍の海軍兵士=1月(新華社=共同) 南シナ海の南沙諸島で警備する中国人民解放軍の海軍兵士=1月(新華社=共同)

 【北京=西見由章】中国側の「完全敗訴」となったハーグの仲裁裁判所の裁定について、一部の中国メディアは13日、「予想された中で最悪の内容になった」と報じた。中国当局は世論の怒りの矛先が政権に向かうのを懸念し、“裁定の黒幕”として日米への批判を強めている。

 中国外務省の陸慷報道官は13日未明、米国務省のカービー報道官が裁定について「法的拘束力を有する」と見解を述べたことに対し、「強烈な不満と断固とした反対」を表明する談話を発表した。陸氏は米国が現在も国連海洋法条約を批准していないと指摘し、「南シナ海の問題で他人にあれこれ言う資格があるのか?」と激しく非難した。

 陸氏は12日にも「当事国は仲裁判断に従う必要がある」とした岸田文雄外相の談話に対し、「あおり立てるやり方を反省し、南シナ海問題への介入と宣伝をやめるべきだ」と反発した。

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