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【豪州総選挙】「われわれが勝った」マルコム・ターンブル首相が勝利宣言 野党も敗北認め…投票9日目にようやく決着?

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【豪州総選挙】
「われわれが勝った」マルコム・ターンブル首相が勝利宣言 野党も敗北認め…投票9日目にようやく決着?

10日、勝利宣言するオーストラリアのターンブル首相=シドニー(AP) 10日、勝利宣言するオーストラリアのターンブル首相=シドニー(AP)

 【シンガポール=吉村英輝】大接戦となったオーストラリア総選挙(2日投開票)で、与党保守連合(自由党、国民党)を率いるマルコム・ターンブル首相は10日、記者会見し、「われわれが選挙に勝った」と述べ、勝利を宣言した。開票作業は続いているが、最大野党・労働党のビル・ショーテン党首も10日、敗北を認めた。だが、保守連合は上下両院とも議席を大きく減らすのが確実で、ターンブル政権は難しい政権運営を強いられそうだ。

 オーストラリア放送協会(ABC)の10日時点の判定では、下院(定数150)の議席数は保守連合74、労働党66、その他5。5議席が未確定だが、ABCによると、保守連合がそのうち2議席の獲得を確実にし、過半数を確保した。

 ショーテン氏は10日の記者会見で、与党が過半数を握って「政権を担うのは確実だ」と述べる一方、国内雇用確保などの選挙公約を与党に迫っていく姿勢を示した。ターンブル氏にも電話をかけ、敗北を認めた。

 ターンブル氏は昨年9月、党内でアボット前首相を追い落とし首相に就任。29年ぶりに上下両院を解散して総選挙に踏みきり、経済政策をアピールしたが、支持は広がらなかった。

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