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中国「自衛隊機が高速で接近して挑発、レーダー照射」 攻撃動作記事めぐり反論 「フレア使って逃げた」とも

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中国「自衛隊機が高速で接近して挑発、レーダー照射」 攻撃動作記事めぐり反論 「フレア使って逃げた」とも

 【北京=西見由章】東シナ海上空で中国軍機が航空自衛隊機に前例のない攻撃動作を仕掛けたとされる問題で、中国国防省は4日、記者の質問に答える形で「空自機が中国軍機に高速で接近して挑発し、レーダーを照射した」と反論する声明を発表した。

 中国国防省によると、6月17日に中国軍のSU30戦闘機2機が「東シナ海の(中国の)防空識別圏を通常通り」巡航していた際、空自のF15戦闘機2機が高速で近づき、レーダーを照射。中国軍機が対応したところ空自機はミサイルなどを攪乱(かくらん)する「フレア」を噴射して逃げたとしている。

 国防省は「空自機の挑発的な行動は空中でのアクシデントを引き起こし、双方の人員に危険をもたらし、地域の安定と平和を破壊する」と主張。不測の事態を回避するための日中の「海上連絡メカニズム」の運用開始に向け、日本側に挑発をやめるよう要求した。

 中国軍機をめぐっては6月28日、織田邦男元空将がインターネット上で、空自機に「攻撃動作を仕掛けた」と指摘。萩生田光一官房副長官は空自機が緊急発進(スクランブル)した事実は認める一方、中国軍機の攻撃動作については否定していた。

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