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フィリピン青年団体が中国支配のスカボロー礁に上陸

 南シナ海での中国による覇権拡大に反対するフィリピンの青年団体が12日、中国が実効支配するスカボロー礁(中国名・黄岩島)に上陸し、フィリピン国旗を掲げるなどした。同団体によると、フィリピン人15人に加え、米国人1人も参加していた。

 団体は12日のフィリピン独立記念日に合わせてスカボロー礁への上陸を計画し、同日朝に現場海域に到着。だが中国海警局の船に接近を妨害されたため、最後は海に飛び込んで泳ぎ、2人が岩礁に上陸して、フィリピン国旗を掲げたという。

 スカボロー礁はフィリピン最大のルソン島の西約230キロにあり、同国の排他的経済水域(EEZ)内。近海でフィリピン漁民が操業してきたが、中国は2012年から周辺に公船を派遣するなどして実効支配を固めてきた。

 スカボロー礁では、南沙(英語名スプラトリー)諸島の海域で中国が行っている人工島造成や建造物構築は確認されていない。(共同)

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