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能代の海岸、失踪関係か 特定失踪者問題調査会が現場検証 松橋さん失踪と北工作員遺体発見の現場近接

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能代の海岸、失踪関係か 特定失踪者問題調査会が現場検証 松橋さん失踪と北工作員遺体発見の現場近接

松橋恵美子さん 松橋恵美子さん

 拉致問題を調べている「特定失踪者問題調査会」は10日、秋田県能代市などで現場検証を行った。能代市では、平成4年に松橋恵美子さん(51)=失踪当時(26)写真=が行方不明になり、過去には北朝鮮工作員の遺体が見つかった。このため失踪との関連について調査した。

 松橋さんは4年1月15日、秋田県合川町(現北秋田市)の自宅から、鷹巣町(同)に「行ってくる」と出かけて消息を絶った。その後、松橋さんの車が鷹巣町とは別方向の能代市の海岸から発見された。

 検証では松橋さんの失踪現場と、昭和38年4月と5月に密入国しようとした北朝鮮工作員の遺体が見つかった現場の距離などを確認。いずれも能代市の海岸にあるため、調査会は付近が北朝鮮工作員の出入り場所として使われ、失踪に北朝鮮がかかわっている可能性もあるとみている。

 松橋恵美子さんが行方不明になったのと同時期の1990年代初めには、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない特定失踪者のうち、10~20歳代の若い女性7人が相次いで消息を絶った。このうち松橋さんを含む3人に関しては失踪状況に共通点があった。3年間に若い女性の失踪が集中し、形態も似ていることから、調査会は何らかの組織が関与している可能性を指摘する。

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