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ヒトラーの兄、実は「弟」だった? オーストリアの歴史家が調査

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ヒトラーの兄、実は「弟」だった? オーストリアの歴史家が調査

 【ベルリン=宮下日出男】ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーの兄の1人とされているオットーが実際には弟だったとの見解が浮上した。オーストリアのメディアに対し、地元歴史家のフロリアン・コタンコ氏が31日までに独自調査の結果として明らかにした。

 コタンコ氏によると、これまでヒトラーは6人の兄弟姉妹のうち4番目とされていたが、3番目とされていたオットーの出生日はヒトラーよりも3年遅い1892年6月17日で、出生から6日後に死亡。原因は水頭症だったとしている。

 コタンコ氏はヒトラーの出生地であるオーストリア北部ブラウナウで保存されていた資料を調査した。ヒトラーの兄弟姉妹の出生順はこれまで、末妹パウラが第二次世界大戦後に米軍に述べた証言が根拠となっていたが、コタンコ氏は「誤り」と指摘している。

 ヒトラーについては、兄姉3人の早世で母親から特別な思いを寄せられ、精神面の発育に影響したともいわれるが、コタンコ氏はこの説を「もはや支持できない」と強調。ヒトラーは多くの障害者を虐殺したが、障害を持った弟の誕生と死が「どのような影響を与えているかは不明」とした。

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