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【オバマ大統領広島訪問】「シンゾーと一緒にやるべきことがある」…日米が信頼に足るパートナーと確認しあう機会になったか

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【オバマ大統領広島訪問】
「シンゾーと一緒にやるべきことがある」…日米が信頼に足るパートナーと確認しあう機会になったか

平和記念公園を訪れ、原爆ドームを見つめるオバマ米大統領=27日午後、広島市中区(代表撮影) 平和記念公園を訪れ、原爆ドームを見つめるオバマ米大統領=27日午後、広島市中区(代表撮影)

 「朝一番の子供たちの笑顔、食卓でのふれあい、温かな父母の抱擁-。71年前、そんなかけがえのない時間がここにもあった。命を失った人たちは、私たちと同じだった」

 オバマ米大統領による広島での演説をそばで聴いていて、原爆が投下された1945年8月6日の朝に自分が広島の街にいたような錯覚にとらわれた。

 原爆を使い、罪のない広島、長崎の人々を殺戮したのは米国だ。オバマ氏は謝罪しなかったものの、広島の人々が奪われた穏やかな日常に思いを寄せることで、自国の行いが胸を張れるものではないという考えをほのめかした。

 米国では、原爆の使用によって日本本土への上陸作戦に加わるはずだった米兵だけでなく日本人の犠牲が増えるのを防いだという「原爆投下正当化論」を信じる人が今も半数を超えている。それでも、若い世代になるほど正当化論を信じる割合は減っていく。

 戦後70年余りを経て、第二次大戦に赴いた世代はほとんどが90代となった。

 広島を一瞬で焦土に変えたB29爆撃機「エノラ・ゲイ」は20年ほど前、被害状況と合わせた展示方法が激しい論争の的となったが、今はワシントン郊外の博物館で静かに来館者を迎える。安倍晋三首相が昨年4月、初めて米議会上下両院合同会議で演説し、大戦への「深い悔悟」を表明していなければオバマ氏による広島訪問の環境は整っていなかっただろう。

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