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「ジャーナリスト殺害」ウクライナ空軍の女性飛行士に有罪判決 露裁判所、弁護側は無罪主張 欧米反発必至 

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「ジャーナリスト殺害」ウクライナ空軍の女性飛行士に有罪判決 露裁判所、弁護側は無罪主張 欧米反発必至 

 ロシア南部ロストフ州の裁判所は21日、2014年6月にウクライナ東部の紛争でロシア人ジャーナリスト2人を殺害したとして、ウクライナ空軍の女性パイロット、サフチェンコ被告を有罪とする一審判決の言い渡しを始めた。検察の求刑は禁錮23年。弁護側は、被告に事件当時のアリバイがあり、違法にウクライナ領から連行されたとして無罪を訴えている。

 サフチェンコさんは拘束中の14年10月、ウクライナ議会選で親欧米政党の比例代表候補として当選しており、同国の親欧米派や民族派からは英雄視されている。有罪判決にはウクライナや欧米諸国からの批判が予想される。

 判決によると、被告は東部紛争に政権側の義勇兵として加わり、ロシア人ジャーナリストらの居場所を通報することで砲撃を助けたとされる。量刑言い渡しは22日になる可能性がある。

 ウクライナのクリムキン外相はこれまで、11人のウクライナ人が政治的理由でロシアに拘束されているとして解放を求めてきた。昨年11月には、ロシアによるクリミア併合に抗議していたウクライナ人映画監督のセンツォフ氏に対し、テロ準備罪で禁錮20年の判決が確定した。(モスクワ 遠藤良介)

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