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【東日本大震災5年】「日本人の強靱さが心に残った」 生存者捜索に当たった米救助隊が回顧

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【東日本大震災5年】
「日本人の強靱さが心に残った」 生存者捜索に当たった米救助隊が回顧

捜索犬ラッカーの訓練をするエリザベス・クライトラーさん=バージニア州ロートンの訓練施設 捜索犬ラッカーの訓練をするエリザベス・クライトラーさん=バージニア州ロートンの訓練施設

 東日本大震災の発生から5年になるのを機に、「トモダチ作戦」に参加した当時の在日米軍司令官や、来日して生存者の捜索に当たった米捜索救助隊メンバーが産経新聞の取材に応じた。「日本人の強靱(きょうじん)な心に打たれた」「真のヒーローは自衛隊」。困難な任務を振り返る関係者の証言から、日米の絆の深さが改めて浮き彫りになった。

 「津波で破壊された建物は、どこもかしこも不安定な状態だった。頭の上からガラスや、がれきが落ちてくるのを気にしながらの危険な捜索活動だった」

 米バージニア州フェアファクス郡捜索救助隊に登録するドッグ・トレーナーのエリザベス・クライトラーさんが振り返った。震災2日後の2011年3月13日に青森県の米軍三沢基地に到着して約1週間、岩手県大船渡市と釜石市で捜索に携わった。

 パートナーは捜索犬のラッカー。被災地で生存者を見つける捜索犬は、一刻も早く多くの生命を救うことができるよう、遺体の臭いに気付いても無視するようにしつけられている。

 地震だけの災害と異なり、津波によって流された被災地での捜索とあって任務の範囲が広く、困難を極めたという。ベビーパウダーを飛ばし、わずかな風の流れによって生存者がいる場所を見つけていった。

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