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【パリを歩く】テロから3カ月の「花の都」に日本人客は少なくて

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【パリを歩く】
テロから3カ月の「花の都」に日本人客は少なくて

レピュブリック広場の女神像周辺には、フランス国旗や犠牲者の写真などが貼られ、多くの人が足を止めていた=1月26日、パリ レピュブリック広場の女神像周辺には、フランス国旗や犠牲者の写真などが貼られ、多くの人が足を止めていた=1月26日、パリ

 カフェでコーヒーを楽しみ、セーヌ川岸を散歩し、古本屋で本を探す-。同時多発テロの後、フランスではそんな日常のパリを愛した米作家、ヘミングウェーの「移動祝祭日」がベストセラーになった。

 日本人は6割減

 パリは、年間8500万人が訪れる一大観光都市だ。仏外務・国際開発省のマティアス・フェクル貿易・観光振興・在外仏人担当相は、同時多発テロ以降、日本からの観光客が6割減ったと明かした。外国人観光客の8割が、テロ前の旅行予約を事件の後も実行したというから、日本人の慎重さが際立つ。パリ商工会議所のデュランス局長も「米国や中国からの観光客の落ち込みは一時的だった」と話す。

 「日本航空が成田-パリ便を減便していることも大きいが、われわれは特に観光地の安全対策には力を入れている。できる限り良い状態で観光客を迎えたい」とフェクル氏。テロ対策だけでなく、スリ被害などを含めた安全対策や、日曜営業の拡大など、観光誘致に積極的に取り組むという。

 滞在期間中、観光地にはほとんど行かなかったが、オペラ座に近い老舗デパート「ギャラリーラファイエット」に行った。買い物はパリの大きな魅力のひとつだ。ここには日本人客専用のカウンターがあり、免税手続きなどを日本語で行える。

 母にセーターを買い、地下にあるカウンターに向かったが、やはり人はまばらだった。反対に、ここでも“爆買い”なのか、中国語は店内のあちこちで聞こえた。

 

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