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オーストラリア紙大手 電子版完全移行で4割の人員削減が可能と試算 内部文書で判明 発行部数激減で

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オーストラリア紙大手 電子版完全移行で4割の人員削減が可能と試算 内部文書で判明 発行部数激減で

 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの有力紙シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)などを発行する、豪新聞・雑誌大手フェアファクス・メディアが、紙媒体の発行を停止して電子版に完全移行した場合、編集職503人のうち、約4割の205人の削減が可能になる、との試算をまとめていたことが分かった。

 15日付の地元有力全国紙オーストラリアン(電子版)が、フェアファクス社幹部による内部文書の内容として伝えた。文書は2013年2月のもので、当時同社は、大幅なコスト削減を検討中で、今年がその実施年にあたるという。

 試算では、SMHやメルボルンが拠点の有力紙エイジ、主要雑誌の印刷発行をやめることで、編集職の平均年俸14万豪ドル(約1140万円)の205人分、2870万豪ドルが圧縮できると指摘。さらに編集作業の外注費1100万豪ドルのほか、ニュース配信会社などへの出費削減も見込んでいる。

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