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【金正恩支配に何が起きた】またも軍制服組トップを「粛清」 政権揺るがす“異変”とは…栄養不足で入隊基準は身長138センチ以上

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【金正恩支配に何が起きた】
またも軍制服組トップを「粛清」 政権揺るがす“異変”とは…栄養不足で入隊基準は身長138センチ以上

 北朝鮮の朝鮮人民軍「制服組トップ」の粛清がまたも伝えられた。李永吉(リ・ヨンギル)総参謀長の処刑が事実なら、朝鮮労働党による軍支配がいっそう進んだことを意味する。だが、永吉氏の部下だった前線兵士らの間には、金正恩(キム・ジョンウン)政権を揺るがしかねないさらに深刻な“異変”が起きているとも指摘されている。

「嫌疑は後付け」

 複数の北朝鮮消息筋によると、永吉氏は、金日成(イルソン)軍事総合大学の研究クラスを首席で卒業し、主に「野戦畑」を歩んできた。

 砲兵司令部の参謀長当時、金正日(ジョンイル)総書記に指揮能力を認められ、前線の軍団長や作戦局長など軍のエリート階段を駆け上る。軍に強い影響力を持った李英浩(ヨンホ)総参謀長が2012年に突如更迭されたこともあり、制服組トップに躍進した。

 金正恩第1書記の信任も厚かったといわれ、年初の視察でも随行が確認されていた。その人物の「分派活動や権勢非理(汚職)」嫌疑での処刑が伝えられた。

 永吉氏は「原理原則に忠実だ」と評される堅物とされ、消息筋は「嫌疑は後付けにすぎない」とみる。

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