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ツタンカーメンのひげを清掃中にポキリ 接着剤でお手軽修理した博物館職員ら8人を「職務怠慢」で起訴

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ツタンカーメンのひげを清掃中にポキリ 接着剤でお手軽修理した博物館職員ら8人を「職務怠慢」で起訴

ツタンカーメン王の黄金のマスク=2015年1月、カイロのエジプト考古学博物館(AP) ツタンカーメン王の黄金のマスク=2015年1月、カイロのエジプト考古学博物館(AP)

 【カイロ支局】エジプト考古学博物館の職員らが、収蔵されているツタンカーメン王の「黄金のマスク」を掃除中に破損し、接着剤で貼り付けてごまかしていた不祥事について、エジプト検察当局は24日までに、お手軽修理にかかわった修復担当者ら8人を「職務怠慢」として起訴した。

 この問題は、2014年8月、清掃作業中の不注意でマスクの付けひげを破損し、あわてた職員らが強力な接着剤を使った「お手軽修理」で済ませていた。しかし、接合部分が不自然だったことで15年1月になってごまかしが露見していた。

 このでたらめな管理には、世界の考古学関係者らから批判が噴出。AP通信によると、検察当局は「完全な職務怠慢であり、科学的な専門性を明らかに逸脱している」として訴追を決めた。

 マスクはドイツから招いた専門家らの協力を得て2カ月かけて修復され、15年末から一般公開が再開されていた。

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