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【捕鯨問題】豪州の動物保護団体が日本の調査捕鯨を提訴 シー・シェパードが支援 日豪間の摩擦激化の恐れ

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【捕鯨問題】
豪州の動物保護団体が日本の調査捕鯨を提訴 シー・シェパードが支援 日豪間の摩擦激化の恐れ

 一方、捕鯨をめぐり豪州が勝訴した昨春のICJ判決をふまえ、日本は10月初旬、クジラを含む海洋生物資源の調査などで紛争が生じた際には、国際海洋法裁判所(ITLOS)に舞台を移して応じることが「より適当」だと宣言した。

 ITLOSは海洋法に詳しい裁判官らで構成されており、政府関係者は「専門的な見地から調査捕鯨を裁くべきだ」と理由を述べる。しかし、ITLOSでもICJ判決に基づき敗訴する「相応のリスク」(外務省)は残っている。(佐々木正明)

日本の調査捕鯨 政府が商業捕鯨の再開を目指し、クジラの科学的なデータを得るためとして実施している捕獲調査。南極海では1987年度から始めたが、昨年3月に国際司法裁判所(ICJ)が停止を命令した。日本政府はICJ判決を踏まえ、今年度から2026年度までの新計画を策定。捕獲頭数はクロミンククジラ333頭だが、非致死的調査も活用するほか、クジラの餌となるオキアミの資源調査も併せて行う。

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