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【ルーマニア浪漫紀行(9)】日本の次世代がん治療導入へ 医療最大手トップと懇談

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【ルーマニア浪漫紀行(9)】
日本の次世代がん治療導入へ 医療最大手トップと懇談

ルーマニアの首都ブカレスト市内の様子。中央付近にあるのがマクドナルドのルーマニア第1号店(酒生文弥氏撮影)

 メディカル・ツーリズムによる共生共栄は、死生観(キリスト教と仏教)の共有も含めて、日ル協業が大いに期待できる商工交流領域であることは間違いありません。

 NPO顧問のおひとり、米国ダートマス大学医学部のローゼン教授は長年ベトナムの無医村でボランティア活動をされてきた方ですが、ベトナムの若き不動産王の支援で東南アジア全域に米国最先端医療の精髄を結集した「メディカル・ビレッジ」を多数展開するビジネスに専心されています。

 世界の富裕層に周辺施設(住居・不動産)を購入してもらい、近在の貧困層も含めて、無償の医療を提供しようという偉業をミッションとします。わが国も、ルーマニアから同様のミッションを実現できるのではないでしょうか。そんなビジョンを「坂の上の雲」に、一歩ずつ取り組んでいきます。

 昨年、チャウシェスク独裁政権崩壊から四半世紀を迎えた東欧ルーマニア。革命後に長期の混乱を経ながらも近年は堅実な経済成長を続けている。同国と日本の交流促進に取り組む在日本ルーマニア商工会議所の視察団は10月、同国政府などの後援で現地を訪問。酒生文弥会頭が視察の様子を随時リポートする。

【プロフィル】酒生文弥

 さこう・ふみや 昭和31(1956)年、福井生まれ。早稲田大卒、米カリフォルニア大サンタバーバラ校などに留学。酒生国際渉外事務所代表、浄土真宗本願寺派眞照寺住職。妻はルーマニア・ブカレスト出身。

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