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カナダ総選挙、野党自由党圧勝 10年ぶり政権交代でトルドー氏首班指名へ TPP批准に影響も

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カナダ総選挙、野党自由党圧勝 10年ぶり政権交代でトルドー氏首班指名へ TPP批准に影響も

自由党のトルドー党首(ロイター=共同)

 【ニューヨーク=黒沢潤】カナダで19日、総選挙(338議席)が行われた。中道左派の野党第2党、自由党が与党保守党を抑えて圧勝し、ジャスティン・トルドー党首(43)が首班指名されることが確実となった。約10年ぶりの政権交代が、カナダを含め大筋合意した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の批准に影響する可能性が指摘されている。

 暫定開票結果によれば、自由党は149議席を獲得。カナダ放送協会(CBC)によれば、さらに40議席を積み上げ、単独過半数を獲得する勢いとなった。保守党は84議席、野党第1党の左派、新民主党は18議席を獲得した。

 各党は8月の解散当初、混戦状態にあったが、自由党は、元首相の息子であるトルドー氏の人気で最終盤の戦いを優位に進めた。

 TPPをめぐっては、保守党が批准を訴える一方、自由党は慎重姿勢を崩していない。新民主党は一貫して反対している。

 選挙戦では、原油価格低迷に伴う経済政策のほか、温室効果ガスを削減する京都議定書からの脱退問題も争点となった。前回2011年総選挙の定数は308。

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