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【本紙前ソウル支局長公判】検察側が懲役1年6月求刑 加藤前支局長「誹謗の意図ない」

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【本紙前ソウル支局長公判】
検察側が懲役1年6月求刑 加藤前支局長「誹謗の意図ない」

ソウル中央地裁に入る加藤達也前ソウル支局長 =19日、韓国・ソウル (大西正純撮影)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉をコラムで傷つけたとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(49)に対する第10回公判が19日、ソウル中央地裁(李東根=イ・ドングン=裁判長)で開かれ、検察側は、懲役1年6月を求刑した。

 この日の裁判では、出国禁止措置が4月に解除され、日本に帰国した加藤前支局長は韓国入りして出廷。検察側の論告求刑に先立ち、加藤前支局長に対する被告人質問が行われ、コラムは「日本の読者の大きな関心事を伝えるのが目的で、誹謗(ひぼう)の目的はあたらない」と述べた。

 この後、弁護側による最終弁論や、加藤前支局長の最終意見陳述が行われ、結審する見通し。来月にも行われる次回公判で判決が言い渡される予定。

 加藤前支局長が問われているのは、情報通信網法における名誉毀損(きそん)で、他人を誹謗する目的によりインターネットを通じて虚偽の事実を広め、名誉を傷付けた場合、7年以下の懲役、10年以下の資格停止または5千万ウォン(約530万円)以下の罰金を科すと定められている。ネット上の中傷などの増加を受け、2001年に新設された。

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