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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】反人権も反民主主義もウェルカム? 潘基文事務総長の超ドメぶりにうんざり…

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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】
反人権も反民主主義もウェルカム? 潘基文事務総長の超ドメぶりにうんざり…

 ※この記事は月刊正論11月号から転載しました。ご購入はこちらへ。

 潘基文氏は、反人権・反民主主義・反日の式典、中国の抗日戦勝70年に参加したことで、国連を自国の反日主義に利用した「韓国式事大主義者の事務総長」という異名を残すことになった。

 反米的な前任者コフィー・アナン氏を苦々しく思っていた米国の支援を受け、潘氏は2007年アジア初の人物としてその職を継いだ。「官僚タイプ」を求めていた当時のブッシュ米政権の期待に応えた潘氏は「退屈な演説」で有名になった。紛争には介入せず、残虐行為に対する反対意見も出さず、「世界を旅する事務総長」として1期5年を終えた。

 潘氏は、米外交誌「フォーリン・ポリシー」に「国連を無意味な組織にした」とその指導力欠如を手厳しく指摘されるなど、欧米メディアや外交専門家に幾度も仕事ぶりを問われた。加えて国連内で韓国人をポストに就ける縁故主義が問題となった。国連職員連合が潘氏に対し「親類縁者や友人を優先する人事政策批判文書」を出したこともある。それでも再選されたのは挑戦者がいなかったためだ。

 しかし今回は傍観者ではなかった。日本が事務総長としての中立性を問うと、中国メディアの取材にこう述べた。

 「一部の人々は国連と国連事務総長は、すべて中立を守らなければならないという誤った考え方を持っている。私たちが守らなければならないのは公平と公正である」

 この驚くべき見識不足と意味不明の言い訳、外交のプロたちはもはや失笑するしかなかった。

 国際機関の事務局トップに求められるのは調整機能である。「公平と公平」は加盟国193カ国に求められるものであって事務総長は何の主権も持たない。喫緊のシリア難民問題や地球温暖化問題、国際テロへの国際社会の結束を提起し協議を促し、各国の利害を調整するところに事務総長のリーダーシップが発揮されるべきである。

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