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【国際情勢分析】タリバンの後継指導者、マンスール師とは一体何者なのか? 10代で聖戦に参加し…

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【国際情勢分析】
タリバンの後継指導者、マンスール師とは一体何者なのか? 10代で聖戦に参加し…

 アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンが最近、死亡が明らかになった最高指導者のムハンマド・オマル師の後継者、アフタル・ムハンマド・マンスール師の伝記を発表した。マンスール師の選出にタリバン内で異論が噴出する中、師がムジャヒディン(イスラム聖戦士)として戦ってきた実績を強調しており、タリバン内の支持を固める狙いがあるとみられる。このマンスール師とはどんな人物なのか。

戦闘実績を強調

 伝記によると、マンスール師は1968年、アフガン南部カンダハル州マイワンド郡バンディティムール村で、イスラム教に熱心な家族のもとに生まれた。

 79年に旧ソ連の侵略が始まり、多くのアフガン人がムジャヒディンとして蜂起する中、十代半ばで聖戦に参加した。旧ソ連軍やその手下を攻撃するさまざまな軍事作戦に加わり、87年にはカンダハル州にあった戦略的に重要な旧ソ連軍の検問所を攻撃した際に、体13カ所にけがを負った。しかし、「イスラム教の唯一神アラーのご加護で、回復した」という。

 その後、97年にも北部マザリシャリフの空港で、敵対勢力の攻撃を受け、負傷したこともある。

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