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朴政権支持率回復も続く政争と経済停滞 “一瞬のときめき”で終わる?

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朴政権支持率回復も続く政争と経済停滞 “一瞬のときめき”で終わる?

3日、「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念行事に臨む(右から)韓国の朴槿恵大統領、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領=北京(新華社=共同)

 【ソウル=名村隆寛】任期5年の折り返し点を過ぎた韓国の朴槿恵大統領の支持率が、54%にまで回復した。側近らの不正資金疑惑や中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大など政権の失態や不手際が続き、20%台にまで落ち込んだことを考えれば、挽回したかたちだが、経済の停滞や政争など内政の課題はそのままで、“一瞬のときめき”に終わるのではないかとの見方も根強くある。

 支持率上昇には、8月に起きた北朝鮮による地雷爆発事件や砲撃への対処と、離散家族再会に向けた南北対話への再開、さらには中国で今月行われた「抗日戦勝70年」の記念式典と軍事パレードへの参加が大きく作用したとみられている。

 朴大統領は、海外の国防関係者や国際機関当局者局高官を招き9日に開かれた「ソウル安保対話」で、訪中の際に自らが日中韓3カ国の首脳会談開催を習近平国家主席に提案したことを明らかにしたという。当面は、韓国がホスト国として主導する日中韓首脳会談の実現など「外交」と「朝鮮半島統一」に力を注ぐ構えのようだ。

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