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【本紙前ソウル支局長公判】韓国・名誉毀損罪、「告訴数」増加だが、起訴率は低下…公判で無罪のケースも

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【本紙前ソウル支局長公判】
韓国・名誉毀損罪、「告訴数」増加だが、起訴率は低下…公判で無罪のケースも

 【ソウル=藤本欣也】韓国では名誉毀損(めいよきそん)の告訴が増加傾向にある。韓国紙、ハンギョレの報道によると、2005年以降の9年で告訴件数は70%増え、年間1万2千件を超えた。その一方で、検察当局が実際に起訴する割合は下がり、13年の起訴率は22%だった。強引な告訴がいかに多いかを表している。

 ハンギョレは「政府がマスコミや市民への告訴を乱発していることが(民間にも)影響を与えている」との見方を紹介している。

 公判で無罪となるケースも多い。朴槿恵(パク・クネ)大統領の実弟、朴志晩(チマン)氏が自らに関する虚偽事実を記事に書かれて名誉を毀損されたとして告訴し、検察が起訴した韓国の雑誌記者らの控訴審判決が1月中旬、ソウル高裁で出され、一審に続き無罪が言い渡された。

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