産経ニュース

【世界遺産登録へ】韓国の“小言”聞かされるために訪韓? ユネスコ事務局長の胸の内は…

ニュース 国際

記事詳細

更新

【世界遺産登録へ】
韓国の“小言”聞かされるために訪韓? ユネスコ事務局長の胸の内は…

会談を前にユネスコのボコバ事務局長(左)と握手する韓国の朴槿恵大統領=20日、ソウルの青瓦台(聯合=共同)

 翌20日には、朴槿恵大統領がボコバ氏と会談し「遺憾なことに、日本は一部の施設で非人道的な強制労働が行われた歴史から目を背け、世界遺産に登録するよう申請した。世界遺産条約の精神に背き、国家間の不必要な対立を招く」と直接、反対を訴えた。国会外交統一委員会の羅卿●(=王へんに援の旧字体のつくり)(ナ・ギョンウォン)委員長も同日、ボコバ氏に会い登録反対の意向を伝えた。

 韓国は「登録対象施設の一部で日本の朝鮮半島統治時代に朝鮮人が動員された」と登録に反対。日本は「(推薦の)対象とする1850~1910年とは異なる時代の出来事だ」と説明し、むしろ“無用な政治問題化”を懸念している。

 朴大統領から反対を直訴されたボコバ氏は、韓国の主張を世界遺産委員会に伝えると答えたという。一方でボコバ氏は、「日韓が直接話し合ってよい結果を出すべきだ」との立場を朴大統領、尹外相、羅委員長にそれぞれ示し、3日間の滞在日程を終えて韓国をあとにした。

 ボコバ氏は世界教育フォーラムに出席し、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長と共同記者会見するなど、訪韓目的はあくまでも、この国際会議への出席だった。ところが、韓国メディアの報道ぶりに表れたように、ボコバ氏に関するニュースは、ほとんどが「日本の文化遺産登録に韓国が反対を伝達」に占められた。

「ニュース」のランキング