産経ニュース

日本の調査捕鯨計画を議論 22日から米国でIWC科学委員会開催

ニュース 国際

記事詳細

更新


日本の調査捕鯨計画を議論 22日から米国でIWC科学委員会開催

平成25年度の調査捕鯨の様子。捕鯨船の甲板でミンククジラの計測や血液採取などの調査を行っていた=南極海(日本鯨類研究所提供)

 今年4月にはIWCの専門家会合からも「鯨類を殺さなければならない致死的調査の必要性と捕獲数の妥当性が立証されていない」として、29項目もの追加作業をするよう勧告を受け、さらに見直しをしている。

 しかし「委員会では快く計画を認める流れにはならないだろう」というのが水産庁の見方だ。水産庁によると、4月の専門家会合の勧告でも、勧告の趣旨である致死的調査などの必要性の立証と関係ないものが約半分を占めていた。現在のIWCの構成メンバーは捕鯨国や捕鯨支持国が39、反捕鯨国が49。科学委員会に出席する科学者は捕鯨の賛否の立場に縛られないが、議論の行方は不透明だ。

 水産庁の担当者は「委員は科学者だが各国の行政官でもあり、必要のない作業の要求も想定される。科学的に妥当でない意見が議論の結果に採択されることのないよう、支持国と連携して取り組む」としている。

「ニュース」のランキング