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【世界遺産登録へ】「日本にしてやられる」と韓国 歴史認識盾に阻止活動 外相の進退問題にも発展か

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【世界遺産登録へ】
「日本にしてやられる」と韓国 歴史認識盾に阻止活動 外相の進退問題にも発展か

明治日本の産業革命遺産 長崎「端島炭坑」(通称・軍艦島) 

 安倍晋三首相の米上下両院合同会議での演説に反発していた韓国が、今度は日本の世界文化遺産登録を阻止する動きに出ている。首相演説と同様、日本との「歴史認識」の問題がその動機のすべてだ。登録撤回を狙い、すでに関係各国に協力を呼びかけており、日本にも撤回を要求する構えだ。(ソウル 名村隆寛)

 「明治日本の産業革命遺産」は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)から、世界文化遺産への登録を勧告されたばかり。日本政府が勧告を発表した4日から、韓国がまた、ざわつき始めた。

 今回の勧告を受け登録が見込まれる産業革命遺産は23件。韓国が穏やかでいられないのは、このうち福岡県や長崎県などの7施設で日本の朝鮮半島統治時代に、「朝鮮人が動員され94人が死亡した」というのがその理由。登録は「人類の普遍的価値」とは相いれず「世界遺産条約の基本精神に反する」(尹炳世外相)というのが韓国政府の言い分だ。

 日本政府は、幕末から明治時代の1910年が対象で「西洋技術が日本文化と融合し、急速に産業国家が形成された過程を時系列に示しており、普遍的価値観がある」と主張。韓国側が異議を唱える「強制労働(徴用)」とは時期や背景が違うとし、政治的な問題とはみなしていない。

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