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中国、旧ソ連・カザフスタンに接近 ロシアの影響力低下か

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中国、旧ソ連・カザフスタンに接近 ロシアの影響力低下か

アルファラビ・カザフ国立大学内にある孔子学院=4月29日、カザフスタン南部アルマトイ(黒川信雄撮影)

 旧ソ連・カザフスタンに中国が接近している。中国西部と国境を接し、豊富な資源を有するカザフは、中国が提唱する新シルクロード経済圏構想で重要な位置を占める。ロシアは旧ソ連諸国への中国の影響力浸透を警戒しているが、中国の存在感の高まりに対抗しがたいのが実情のようだ。

中国語ブーム

 「すべて最新型のコンピューターです。この教室は3月に完成しました」。案内役のアシルベコフ氏(43)は、中国語の試験用の教室を案内しながら胸を張った。

 カザフスタン南部、アルマトイのアルファラビ・カザフ国立大学にある中国政府系の文化機関「孔子学院」。開設されたのは2009年のことだ。欧州向けの物流拠点として、中国がこの商都を重視していることがうかがえる。

 「中国語の知識は学生の就職に極めて重要です」。アシルベコフ氏は、アルマトイには中国の有力企業約10社が進出していると述べ、中国語の重要性を力説した。孔子学院で学ぶ学生は毎年2割ずつ増え、現在は1500人以上の学生が学んでいるという。ある大学職員は、「隣国と平和裏に生きるには、相手を知らなくてはならない」とし、孔子学院が学内にあることの意義を強調した。

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