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韓国、広がる金銭疑惑 大統領側近、野党、国連事務総長の名前続々…

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韓国、広がる金銭疑惑 大統領側近、野党、国連事務総長の名前続々…

 【ソウル=名村隆寛】韓国の朴(パク)槿恵(クネ)大統領の側近らによる金銭受け取り疑惑が拡大の一途をたどっている。李(イ)完九(ワング)首相や歴代の大統領府秘書室長ら8人に加え、野党有力者や国連の潘(パン)基文(ギムン)事務総長の名前まで浮上。朴大統領が南米歴訪で不在の中、李首相に辞任を要求する声が与党からも高まるなど、国政は混乱している。

 疑惑が拡大したのは、李(イ)明博(ミョンバク)前政権時代の資源開発投資をめぐり横領疑惑をかけられていた、与党セヌリ党前議員の成(ソン)完(ワン)鍾(ジョン)京南企業前会長が韓国紙に疑惑について語った直後に自殺し、遺体から朴大統領の側近ら8人に金銭を渡したとするメモが見つかったためだ。

 8人には、朴政権での歴代大統領府秘書室長3人と、朴氏が大統領に当選した2012年に選挙対策委員会の幹部を務めた3人が含まれており、洪(ホン)準(ジュン)杓(ピョ)慶尚南道知事を除く7人は朴氏に極めて近いとされる。

 このうち李首相は、13年4月の国会議員補選で3000万ウォン(約330万円)を受け取った疑いがある。本人は「証拠が出れば命を差し出す」と否定したが、韓国国内では李首相の辞任はもはや避けられないとの見方が支配的だ。

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