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中国GDP鈍化、「リコノミクス」国内消費に限界 輸出拡大…インフラ銀「カンフル剤」に

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中国GDP鈍化、「リコノミクス」国内消費に限界 輸出拡大…インフラ銀「カンフル剤」に

資金調達が困難となり、工事が止まった建設現場=2月、中国山西省(共同)

 中国経済の成長鈍化が続いているのは、巨額な財政出動による公共投資という景気への“カンフル剤”を抑制した結果、期待したほど伸びない国内消費や輸出入の落ち込みという現実が、しだいに明らかになってきたからだ。2年前に就任した李克強首相が、消費主導型への成長パターン転換と構造改革を訴えた「リコノミクス」が、なお不発で脆弱(ぜいじゃく)なことを示す。国内に限界が見え、アジアインフラ投資銀行(AIIB)を通じた輸出拡大を成長戦略に組み込む思惑もありそうだ。

 1~3月期の国内総生産(GDP)成長率を15日に発表した国家統計局の盛来運報道官は会見で、投資、消費、輸出というGDP構成要素の寄与度を聞かれたが、明確な回答を避けた。一方、消費動向を示す社会消費品小売総額は前年同期比10.6%増で、昨年通年の伸び率12.0%から下降。むしろ「消費主導型」への成長パターン転換は後退した恐れがある。

 しかも3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.4%増と、政府が掲げる通年の目標値3.0%を大きく下回り、デフレ懸念すら浮上している。

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