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【ビジネス解読】タチウオ乱獲、韓国漁船のデタラメ申告…日本側EEZでやりたい放題、拿捕続出の背景

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【ビジネス解読】
タチウオ乱獲、韓国漁船のデタラメ申告…日本側EEZでやりたい放題、拿捕続出の背景

鹿児島県十島村宝島沖で拿捕された韓国のはえ縄漁船(水産庁九州漁業調整事務所)

 日韓漁業協定に基づき、EEZ内で操業する韓国漁船には、魚種ごとに漁獲割り当てが定められている。乱獲を防ぎ、自国の水産資源を保護するためだ。水産庁によると、拿捕されたのはいずれも「正規の入漁許可を得た漁船」だが、操業日誌に実際より少なく記載し、割当量を上回る漁獲を得ようとするこそくな手口が後を絶たない。

過剰な要求、交渉ずれ込み

 日本と韓国は、例年6月に漁業協定をめぐる交渉を行い、翌年1年間の漁獲量など操業条件や規則の見直しなどを決めている。だが、昨年6月の協議では日韓双方の主張が折り合わず、1999年に現行の協定が発効して以来初めて、協議が不調に終わった。

 同交渉で韓国は、日本に対しタチウオの割当量を8000~1万トンに引き上げるよう強く主張。2013年の割当量(2100トン)の4~5倍にあたる「現状とかけ離れた要求」(関係者)に、日本側が強く反発した。一方、違法操業を防ぐために日本側が求めた衛星利用測位システム(GPS)による航跡記録の保存義務化について、韓国が撤廃を求めるなど議論は折り合わなかった。

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