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【イスラム国】「命と暮らしをまもりたい。だから銃を取る」18歳のクルド人女性兵士

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【イスラム国】
「命と暮らしをまもりたい。だから銃を取る」18歳のクルド人女性兵士

 日本人ジャーナリスト、後藤健二さん(47)を殺害したとしている「イスラム国」の戦闘員と、シリアやイラクで戦っているのがクルド人部隊だ。女性の兵士はその3割以上を占めるともいわれる。なぜ彼女たちは戦うのか。女性兵士の一人に話を聞いた。(トルコ南部スルチ 内藤泰朗)

 「私たちの街を力で奪おうとする侵略者と戦うのは当然のことだわ」

 先月下旬、アワズ・ジーヤさん(18)は、トルコ南部スルチのクルド人難民キャンプでこう語った。シリア北部アイン・アラブ(クルド名コバニ)東部の戦線から前日に戻ったばかりだったという。

 昨年9月、イスラム国の攻勢が突然始まり、ジーヤさんたちクルド人はコバニを脱出、国境を越えたトルコ側で難民暮らしを余儀なくされている。その数は20万人に及ぶとされる。

 髪飾りを着けたその姿からは、カラシニコフ機関銃を撃ち、多くの過激派戦闘員を射殺した女性兵士の面影はない。だが、至近距離での戦闘で仲間10人を失った体験を語り始めたとき、表情が厳しくなった。

 自らも右手と左足を負傷して戦線を離脱。傷が治癒した後も右手の指が思うように動かないため、弾の破片除去手術を受けるために前線からキャンプに戻ったのだという。

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