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中韓FTAが実質妥結 習・朴首脳会談で 自動車や電機製品で日本不利に

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中韓FTAが実質妥結 習・朴首脳会談で 自動車や電機製品で日本不利に

会談を前に韓国の朴槿恵大統領(左)と握手する中国の習近平国家主席=10日、北京(聯合=共同)

 【北京=河崎真澄】中国国営新華社通信は、習近平国家主席と韓国の朴槿恵大統領が10日、北京で会談を行い、両国間の自由貿易協定(FTA)交渉で実質的妥結に達したと伝えた。

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に先だって経済緊密化を印象づけることで、中韓ともに参加していない環太平洋連携協定(TPP)交渉を牽制(けんせい)した形だ。

 2013年の中韓貿易額はおよそ2700億ドル(約30兆円)。韓国政府は10日、来年初頭の本署名を経て、来年中の発効を目指すと発表した。自動車や電機製品など中国市場で日本をライバル視する韓国にとって、関税面で有利な条件が整う。

 韓国は最大の輸出先である中国との経済関係拡大に加え、北朝鮮問題などをめぐり、安全保障面での関係強化にもつなげたい考え。

 一方で、安価な中国産農水産物の対韓輸出が急増すれば、韓国の農林水産業は12年に発効した米韓FTAに続く打撃を受ける懸念がある。

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