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【本紙前ソウル支局長起訴】“沈黙”の潘基文・国連事務総長 韓国内での評判悪化恐れる?

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【本紙前ソウル支局長起訴】
“沈黙”の潘基文・国連事務総長 韓国内での評判悪化恐れる?

潘基文・国連事務総長(ロイター)

 国連が加藤前支局長の問題に特化した声明を出さないのに、タイムズ紙の件では声明を出した理由について、ドゥジャリク報道官は10月21日の定例会見での産経新聞の質問に、「国連が(アフガン支援団=UNAMA=を派遣するなど)この地域に積極関与しているからだ」とはぐらかした。

 国連関係筋によれば、国連として加藤前支局長の問題で明確なメッセージを出せないことに疑問を抱く声も出始めているという。

 潘氏はなぜ“沈黙”を続けるのか。

 潘氏はこれまで「報道の自由」「表現の自由」を擁護するとたびたび発言しながら、「実は積極的な擁護者ではない」(国連ベテラン記者)との指摘も多い。エジプト政権が今夏、中東カタールの衛星テレビ局アルジャジーラの3記者を言論弾圧した際、「(国際社会の)圧力にさらされて」(同記者)、ようやくコメントを出したとされる。

 韓国で外相も務めた潘氏は2016年に事務総長の任期を終えた後、韓国大統領職に関心を抱いているとも指摘される。国連外交筋は「潘氏が韓国内での評判が悪くなるのを恐れて朴大統領を批判できず、沈黙している理由がよく分かる」と皮肉交じりに話す。

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