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「ロケットより安全で快適」ボーイングが考える“マッハ5”の空の旅

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「ロケットより安全で快適」ボーイングが考える“マッハ5”の空の旅

ターボ・ラムジェットエンジンは、飛行速度に応じてラムジェットエンジンとターボジェットエンジンを切り替える仕組みのエンジンだ。2つのエンジンはエアインテーク(空気の取り入れ口)を共有し、マッハ2~3まではターボジェットに吸気するが、それより早くなるとバイパスフラップを閉じてラムジェットエンジンとして動作するようになる。

ロッキード(現ロッキード・マーティン)が開発し、ブラックバードの愛称で知られる超音速偵察機「SR-71」が同様の可変サイクルエンジンを搭載するほか、一部の誘導ミサイルなどにも使われている。なお、ボーイングは今回のエンジン開発で、ノースロップ・グラマンと組んでいる。

体が少し“軽く”感じる空の旅を実現

新型旅客機にはまだコードネームがなく、機体の大きさなどの詳細も明らかにされていない。ボウカットによれば、社用機などに使われるビジネスジェットよりは大きいが、小型機「737」よりは小さくなる見通しだ。つまり席数は20~100席程度ということになる。

飛行高度は9万5,000フィート(2万9,000m)と、マッハ2を誇った超音速旅客機「コンコルド」より3万フィート高い。通常の商用旅客機の6万フィートも上空を飛ぶことで、エンジン効率を最大化し、飛行中の揺れを最小限に抑えることができる。

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