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「ロケットより安全で快適」ボーイングが考える“マッハ5”の空の旅

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「ロケットより安全で快適」ボーイングが考える“マッハ5”の空の旅

マッハ6以上も実現可能だが…

マッハ5でも十分に速いと思うが、実はさらに高速な飛行機もつくれるという。ボーイングの上級技術フェローのケヴィン・ボウカットは、「最終的にはマッハ5で決着しました」と言う。理由はそれ以上の速度にすると、技術的により複雑なエンジンや特殊な素材が必要になるからだ。

「マッハ5なら、誰もが望むように世界を1日でまわることもできます。だとすれば、リスクをとってまでそれ以上のスピードを出せるようにする意味はあまりありません。地球の大きさならマッハ5で十分なのです」

また、この速度なら入手が容易で価格も安いチタンでつくることができるが、マッハ6以上のスピードが出る航空機だと、耐熱性を高めるためにセラミック複合材を使う必要がある。エンジンに関しては、ボーイングのコンセプトモデルはターボ・ラムジェットというすでに実用化されているシステムを採用したが、速度をさらに上げる場合には技術的にまだ不安定なスクラムジェットエンジンを使う必要があるという。

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