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太陽系に未知の惑星「プラネット・ナイン」が存在する? 相次いで公表された“証拠”の真偽

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太陽系に未知の惑星「プラネット・ナイン」が存在する? 相次いで公表された“証拠”の真偽

強力な裏付けの発見

2014年末、DESが新たな天体の存在を裏づける初めての証拠を見つけた。それ以来ガルデスと同僚たちは、この天体の軌道を追跡し、起源を突き止めようと研究を重ねてきた。

今回の新たな論文によれば、彼らは時間を45億年進ませたり遅らせたりしながら、既知の太陽系における天体のシミュレーションを数多く繰り返した。だが、天体がこのように傾いた軌道を描くことの説明はつけられずにいた。しかし、9番目の惑星--バティギンとブラウンの予測に完璧に一致する特徴をもつ惑星--を加えてみたとき、初めてこの奇妙な軌道の辻褄を合わせることができたのだ。

「プラネット・ナインをシミュレーションに加えた瞬間、この天体のような存在がありえるものになり、そして同時に完全な現実になったのです」と、ミシガン大学卒業生でこの新しい論文の主著者、ジュリエット・ベッカーは言う。

「カイパーベルトにこれほど軌道の傾いた天体が集まることは、この仮説以外に説明がつきません」とバティギンは言う。「これでもう、プラネット・ナインの存在を示す、まさに強力な裏づけができたと思います」

プラネット・ナインは仮説のひとつ

ただし、そこまで断言できないという天文学者たちもいる。初期の太陽系がいまもなお謎のまま残されていることが、その理由のひとつだ。

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