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渋滞に1台の自律走行車でクルマの流れがスムーズに 米ミシガン大学が発表

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渋滞に1台の自律走行車でクルマの流れがスムーズに 米ミシガン大学が発表

燃費向上やEVの走行距離増にも一役

Transportation Research Part C: Emerging Technologies』で発表されたこの研究で、オロスらは8台のクルマに乗ってミシガン南東の静かな道路に向かった。平凡なセダンの混成部隊だったが、自分の位置と速度(進む速さと方向)がわかるようになっていた。

8台のうち1台は、コネクテッドな自律走行車役だ。ブレーキには車載コンピューターがつながれ、なるべく早い時点で必要最低限のブレーキをかける仕様になっている。

チームは列になって運転し、誰かが強くブレーキをかけるまで時速55マイル(時速88.5キロ)で移動した。

誰かがブレーキを踏むと、その後ろのクルマのドライヴァーはシートベルトをした体が背もたれから浮くくらい強くブレーキを踏む。しかし、自律走行車役のクルマは何車両か前のクルマが減速しているという通知を受け取るため、緩やかに減速していった。カップのコーヒーもこぼれないくらい穏やかにだ。

自律走行車役のクルマの後続車には人間のドライヴァーが乗っているが、彼らもまた徐々に減速することができた。結果、渋滞は起きなかった。

スムーズな運転は、燃費向上にもつながる。コネクテッドカーなら19パーセント、人間が運転する後続車は7パーセントほど燃料を節約できたという。ガソリン消費量の削減にもつながるし、電気自動車(EV)の走行距離を伸ばすこともできるだろう。

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