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ハワイ島の火山活動が活発化 それでも人々は“脅威”と暮らし続ける

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ハワイ島の火山活動が活発化 それでも人々は“脅威”と暮らし続ける

先住民にとって火山近辺は「タブー地域」

火山は人の命をさまざまな方法で脅かす。火山灰や火砕流、高温の土石流であるラハール。そしてもちろん、溶岩だ。

世界中の人々がキラウエア火山の噴火を目にしているいまなら、なぜジャガーが爆撃に頼ったのかわかるだろう。また、なぜ人々が1881年以来、失敗続きの溶岩バリアを建設しようとしているのかも、理解できるはずだ。

噴火のあとに溶岩が発生するのはわかりきっている。しかし、溶岩がどこから、どのくらいの速度で流れるかは予測できない。

溶岩がどこへ行こうと、道中にあるものは灰になるか埋まるかの運命にある。人にできるのは、それを眺めることくらいだ。

ニュージーランドの地質学研究機関であるGNSサイエンスで、火山災害およびそのリスクのモデリングを研究しているナタリア・ドリーニュは「火山の近くに住むのはよくないと考える文化は、世界のあちこちで見られます」と言う。

火山の多くがやたら国立公園内にあるのは、この文化のせいだ。「先住民たちの伝統を見ても、噴火の危険のある場所は、タブー地域であることが多いのです。ある種の土地利用計画ですね」

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