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アップル、再び中国に屈する iCloudのデータを中国企業に渡した「罪」と「打算」

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アップル、再び中国に屈する iCloudのデータを中国企業に渡した「罪」と「打算」

シリコンバレーが中国政府の顔色を伺う理由

 中国がデジタル規制を強化すると、シリコンバレーはなぜ柔軟な態度を見せるのだろうか。答えは簡単だ。市場のうまみが大きすぎて、どうしても逃すわけにはいかないのである。

 中国のスタートアップは着々と市場に進出し始めている。シリコンバレーは最初の一歩をうまく踏み出さなければ、シェアを完全に失うリスクがある。

 ブルックフィールドは「ビジネスの観点から言えば、巨大な成長市場で競争相手がビジネスを継続している場所に参入できないのは、かなり重大な問題に思えます」と話す。

 アップルが中国市場に切り込むときは、いつでもティム・クックが先頭に立った。スティーブ・ジョブズはCEOとして中国を訪れたことが一度もなかった。代わりに、当時最高執行責任者だったクックを送り込んでいた。

 ジョブズが亡くなった時点で、アップルストアは4店舗だった。現在では41店舗になっている。

 IDC Chinaでマネージングディレクターを務めるキティ・フォクは、次のように話す。「中国市場への参入にどれだけ積極的になったかという点で比べると、ティム・クックがCEOになってからアップルは大きく変わりました。ジョブズの時代とクックの時代とでは、中国への重点の置き方が明らかに変化しています。自社の成長にとって中国が重要市場であると認識したいま、アップルが中国政府の方針に従ったのは驚くことではありません」

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