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平昌五輪を、さらなるサイバー攻撃が襲った マルウェア「Olympic Destroyer」の正体

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平昌五輪を、さらなるサイバー攻撃が襲った マルウェア「Olympic Destroyer」の正体

ファンシーベアのハッキングの結果として、テニスのウィリアムズ姉妹や体操のシモーネ・バイルズといった米選手の医療記録が漏洩した。目的は、IOCのドーピング検査をイカサマだと証明することだったようだ。

ロシアはリオデジャネイロ五輪の際、自国のアスリートに組織ぐるみのドーピングを行なっていたとして、一部選手の出場資格を剥奪された。ルイスは「容疑者リストのトップはロシアでしょう」と話す。

一方で、開幕までの数週間にわたり、おそらくは北朝鮮の仕業と思われるハッキング攻撃が組織委員会や開催地である平昌郡の自治体に対して行われている兆候があった。Crowdstrikeは「複数の攻撃者」がマルウェアに感染したコンピューターに「近い」組織に不正なアクセスを試みたと指摘している。

しかし、北朝鮮は今回の冬季五輪を利用して、韓国との外交関係の修復や自らの国際イメージの改善を目論んでいるようだ。金正恩朝鮮労働党委員長が大会の邪魔をしようとする可能性は低いとルイスは指摘する。

ロシア政府はドーピングによる締め出しに「激怒」しており、この最悪の侮辱に対する報復としてハッキングすら辞さない決意をすでに示している。「ロシアのこれまでのやり口との一貫性があります。おそらくは彼らでしょう」とルイスは言う。「癇癪を起こしたときのロシアの行動の一例に過ぎません」

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