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新手の「仮想通貨詐欺」がTwitterで急拡大 その「古典的な手口」とは

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新手の「仮想通貨詐欺」がTwitterで急拡大 その「古典的な手口」とは

オンラインRPGの世界と同じ詐欺の手口

この新手の詐欺は、オンライン・ロールプレイング・ゲーム(RPG)「Eve Online」でよく見かける手口にも似ている。ゲームで交易の中心地であるジタ星系では、詐欺師たちが「少額で大儲け」をうたい、ISKというゲーム内通貨をかすめ取ろうとする。ISKは仮想通貨と同様に、デジタルウォレットで保管されるようになっている。

Twitterで詐欺ツイートが出始めたのは2月1日だが、たいていの人は「少額で大儲け」など避けて通るので、大ヒットというわけにはいかないようだ(言うまでもなく、イーロン・マスクがTwitterでやみくもに誰かにビットコインをプレゼントするとは考えにくい)。

しかし、詐欺師が指定するウォレットに少額の入金があるのは事実だ。例えば、ジョン・マカフィーのなりすましアカウントは「0.02BTC(約19,000円)に対し20BTC(約190万円)をあげる」と約束し、数時間で0.184BTCをかき集めた。何の苦労もいらないその手法は悪くない。

テキサス州ダラスのハッカーのグループに参加する通称ティンカーは、一連の偽ツイートをかなり早い段階で発見したひとりだ。「統計を使ったゲームのようなものです。きちんとした説明を求める人ではなく、深く考えず反射的に行動してしまう連中を相手にしているのです」と話す。

「メッセージを短くすれば、読むのも簡単になります。これにTwitter上での有名人のツイートに偽装するテクニックを加えます。さらに外部的な要因としてビットコインの下落もあるでしょう。含み損を取り戻そうと焦っている人間が引っかかるというわけです」とティンカーは説明する。

Chromeの拡張機能で対策ができる

仮想通貨の価値が乱高下するなか、詐欺師たちはブームに便乗して被害者を食い物にする。手口はさまざまで、各種のフィッシングや無差別なスパム送信、悪名高い偽造コインなどがある。どれもソーシャルメディアでのなりすましが絡んでいる場合が多い。仮想通貨を巡る議論や憶測、デマなどが溢れているからだろう。

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