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新手の「仮想通貨詐欺」がTwitterで急拡大 その「古典的な手口」とは

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新手の「仮想通貨詐欺」がTwitterで急拡大 その「古典的な手口」とは

 Twitterで有名人になりすまし、「大量の仮想通貨をプレゼントする」と謳う新たな詐欺が広まっている。古典的な手口だが、すでに被害に遭った人も少なくないようだ。いったいなぜ、だまされてしまったのか。

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古典的なオンライン詐欺の新しい手口がTwitterで広まっている。多少の注意を払っていれば引っかかるようなものではない。だが1週間弱で、すでに仮想通貨(暗号通貨)であるイーサリアムとビットコインを合わせて数千ドルの被害が出ている。

仕組み自体は簡単なもので、詐欺師たちはまず有名人の公式アカウントに似たTwitterのユーザー名を取得する。イーロン・マスクやセキュリティ大手マカフィー創業者のジョン・マカフィー、イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリンになりすますのだ。

次に、そのアカウントで公式のツイートにリプライして割り込む(こうすれば人々の目に止まる)。そのうえで、例えば何かの記念日やプロモーションといった理由を付けて、0.02ビットコイン(BTC、約19,000円)くらいの少額の仮想通貨を特定のウォレットに送ってくれたら、お返しに2BTC(約190万円)もの“大金”をプレゼントするとつぶやく。これだけだ。この文章を書いている時点でも、この種のツイートが数分ごとに流れているのが確認できる

インターネットセキュリティー企業PhishLabsのクレイン・ハッソルドは、「ソーシャルメディアのなりすましと、ナイジェリアの王子をかたって送金を求める詐欺とを組み合わせたような手口です」と言う。

彼は米連邦捜査局(FBI)でオンライン上の行動分析を行った経験もある。「ツイッター側はこうしたツイートをするアカウントをブロックするでしょうが、この詐欺はたいして労力のいるものではないので、結局はイタチごっこになると思います。それに、いまのような初期段階は詐欺師たちにとって有利で、成功率はかなり高いはずです」と指摘する。

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