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HomePodは、思ったほど「スマート」なスピーカーではなかった 『WIRED』UK版レヴュー

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HomePodは、思ったほど「スマート」なスピーカーではなかった 『WIRED』UK版レヴュー

セットアップは簡単

セットアップにはヘッドフォン「BeatsX」をペアリングする程度の時間しかかからない。HomePodをオンにして、iPhoneなどのiOSデヴァイスを近づけて2~3回タップすれば、それで終わりだ。続けてスピーカーを置く部屋やそのほかの設定(HomePodを使ったメッセージの送信や音声リマインダーなど)をすれば、デヴァイスから「iCloud」「iTunes」「Apple Music」などの設定が自動的に取り込まれる。それで完了だ。

セットアップが終わると「Home」アプリにHomePodが表示され、細かい設定はここから行える。スピーカーを置く場所は部屋の真ん中でも壁際でも構わない。HomePodは自分がどこに置かれているかを検知して、自動的に音を調整するようになっている。

また、加速度センサーを内蔵しているので動きを感知することができる。このためHomePodの場所を移動したり電源を切ったりすると、ポジションコントロールが自動的に再起動する。

音質はいいが、やや迫力不足

スピーカーユニットに関しては、アップルが手抜きをしたと文句を言える者はいないだろう。それぞれにアンプが付いた7つのホーンツイーター(高音用スピーカー)と、低音を自動補正してくれるキャリブレーションマイクを備えたサブウーファーを搭載している。再生周波数帯域は40Hz~20,000Hzとなかなかのものだ。そして「Apple A8」チップがリアルタイムのモデリングやDSP(デジタルシグナルプロセッサー)、ビームフォーミング(これで音楽を再生中でもマイクが音声コマンドの音を拾えるようになる)、エコーキャンセラーといった機能を担う。

DSPを用いることでHomePodは、再生されている音楽を分析して、アップルが「この曲はこう聞こえるべき」と考える音を出す。ここがポイントで、アップルの意見がユーザーのそれとは違う場合もあるだろう。

肝心の音質は、『WIRED』UK版で簡易的なレヴュー[日本語版記事]を実施した際の、1曲30秒のデモよりは印象がよかった。特に低音はすごい迫力で、このスピーカーのイチオシの特徴と言えるかもしれない。空気の振動まで感じられ、HomePodのサイズを考えれば極めて印象深い。

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