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日産のクルマは将来、「考える」だけで危険を回避できる 「脳波」で運転できるシステムがもたらす未来

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日産のクルマは将来、「考える」だけで危険を回避できる 「脳波」で運転できるシステムがもたらす未来

そうすれば、目の前で起きていることに気づくには数秒かかる、といった状況に気づくことも可能になる。プラダンは「生体信号を使ったシステムの真の力が発揮されるのは、こういったケースかもしれません。現在は眼球や頭の動きを追跡することでしかできていない分野です」と話す。

日産はすでに路上でのテストを行っている。ギョルゲは「自宅と職場の往復には、この装置をつけて運転しています」と言う。日本とスイスで働く彼のチームのメンバーも同じようにして分析用のデータを収集し、脳波の読み取りや予測の精度向上に取り組む。「自分の運転生活をデジタル化しているんですよ」とギョルゲは話す。

わたしは曲がりくねった山道を走りながら、カーヴに来るたびにスムーズなコーナリングを心がけた。コンピューターに邪魔をされたという感じは一切なかったし、ギョルゲによれば、そういうことはまったく起こらないという。

クルマがドライヴァーが考えている通りのことをやってくれるのであれば、コンピューターが干渉していると感じることはないだろう。また運転支援に加え、クルマの感度が上がり反応も早くなるため、スポーツカーのような感覚が増すこともある。

スリル満点なドライヴのためにオープンカーに乗って髪がくしゃくしゃになることをいとわないのであれば、おかしなヘルメットをかぶるのだってたいして気にする必要はないはずだ。

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