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仮想通貨の「詐欺」が止まらない 浮き彫りになってきた「ICO」の問題点

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仮想通貨の「詐欺」が止まらない 浮き彫りになってきた「ICO」の問題点

1月30日には、テキサス州ダラスを拠点とするアライズバンクに対し、実現すれば過去最大規模となったICOの差し止め命令がなされている。アライズバンクは「分散型金融機関」をうたい文句に著名人からの支持も集めたが、広告に連邦預金保険公社(FDIC)の預金保護を受けられるとの虚偽の情報が含まれていたことが問題視された。

また『ブルームバーグ』は同日、情報筋の話として、商品先物取引委員会(CFTC)が仮想通貨取引所大手のBitfinexとTether[日本語版記事]に召喚上を出したと報じている。つまりフェイスブックの広告禁止は、詐欺だらけで暴走を始めたシステムを抑え込もうという世界的な努力の一環に過ぎない。

詐欺の長い歴史の新しい一幕

結局のところ、ブロックチェーン詐欺はほかの投資詐欺と大して変わらない。ICOだろうがヘッジファンドだろうが、無垢な個人にこうすれば儲かると信じ込ませて金を盗んでいく手口は同じだ。

SECはまだ仮想通貨市場に積極的な介入はしていないが、ほかのたくさんの詐欺行為についてきちんと取り締まりを行なっている[PDFファイル]。人類は何千年にもわたり他人の金をだまし取る算段を重ねてきた。仮想通貨はこうした試みの最新版なのだ。

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