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仮想通貨「テザー」の疑惑が本当なら、市場が崩壊するかもしれない 信頼性を損なう“事件”が続発

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仮想通貨「テザー」の疑惑が本当なら、市場が崩壊するかもしれない 信頼性を損なう“事件”が続発

モバイル決済サーヴィスSquareの元社員で、法規制された取引所を設立しようとしているトニー・アルシーリは、「取引所は規制のない銀行のようなもので、顧客全員の資金を持ち逃げする可能性もあります」と語る。実際に何が起きているにせよ、「テザーは転機にさしかかっていると思います」とコーネル大学のシアーは指摘する。

一部の人々にとっては、Tetherへの信頼はずっと前から失われている。Dogecoin(ドージコイン)の生みの親で、テザーを声高に批判しているジャクソン・パーマーは、「正直なところ、もっと早く崩壊すると思っていました。これほどまで長くうわべだけを取り繕ってきたことは、ずっとショックだったのです」と話す。

ブロックチェーンを用いた通貨に懐疑的な人々は、被害者は金融業界から見れば異端であり、ウェブで暗躍してきた強欲な人々だと一笑に付すかもしれない。だが、人々が資産を抵当に入れてまでビットコインに投資するなか、暗号通貨が表舞台に上がってきたタイミングで出てきたのがテザーの問題だ。これによって、本来の“主役”がツケを払わされる可能性が出てきたのである。

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