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ウォルマートの店内に放たれた「商品棚管理ロボット」の実力と、見えてきた「人との協働」という課題

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ウォルマートの店内に放たれた「商品棚管理ロボット」の実力と、見えてきた「人との協働」という課題

興味を示す人、ロボットを蹴る人

もっと直近の話をしよう。Bossa Novaのロボットはいま、奇妙で新しいフロンティアを歩いている。

人間はロボットとどう働いていいか、まだよくわかっていない。「このロボットは何をしているのか? どうやって動いているのか? 質問してくる人はいるでしょう」とヒッチはいう。特に興味をもつ傾向にあるのは子どもだが、仕事をしないといけないロボットにとってこれは理想的ではない。

一方で正反対の反応を示す人々もいる。ロボットを嫌悪する人々だ。「通りすがりにロボットを蹴る人を何人か目にしました」と、ヒッチはいう。

重要なのは、ロボットはわれわれの世界にとどまり続けるということである。そして、店でも職場でも(ウォルマートの店員ならどちらも同じことだ)われわれはどんどん彼らとやり取りすることになる。ロボットを見て困惑したり興味をもったり慌てたりしても、責める人はいない。

「社会の準備ができている気もします」と話すのは、米国ロボット工業会(RIA)のヴァイスプレジデントを務めるボブ・ドイルだ。「新しいテクノロジーが入ってくるときは、常に懸念や制約がつきまとうものです」

でもどうか、ロボットを蹴るのはやめてほしい。ロボットにそんなことを学習してほしくはないはずだ。

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