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ウォルマートの店内に放たれた「商品棚管理ロボット」の実力と、見えてきた「人との協働」という課題

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ウォルマートの店内に放たれた「商品棚管理ロボット」の実力と、見えてきた「人との協働」という課題

 米国のウォルマートは、棚の管理係として新たにロボットを採用した。人と協働し、商品棚や在庫を管理するロボットは増えてきているが、一方でロボットを嫌悪する人間に蹴られてしまうこともあるという。ロボットが増えるにつれ、彼らとの接し方は課題になっている。

買い物がつまらないなら、ウォルマートの店舗にある20万点の品物を使ってジャグリングをしてみるといい。もちろん文字通りジャグリングしろと言っているわけではない。何百平方メートルもある店内の棚に、きちんと商品を並べるということだ。そのためにはバーコードリーダーを持った従業員と、強い忍耐力が必要になる。

あるいは、Bossa Novaという企業が開発した働き者のロボットを出動させる手もある。最大体長180cmにもなるそのロボットは、通路を動き回って棚の写真を撮りまくり、2分で約25m分の棚の画像を撮影。1万平方メートル以上の規模の店舗をスキャンし、2テラバイト分のデータをつくりだす(冒頭の動画参照)。

これは工場以外では初めて、複雑な方法で人間と協働するインテリジェントなロボットだ。

路上を除けば[日本語版記事]、店の中ほどロボットが動き回るのが難しい場所はないだろう。通路をひとりで動き回るだけでなく、従業員や踏み台、突然カートをもってUターンする客を上手に避けなければならないからだ。次回忙しいスーパーに行ったときには、周りを見回してみてほしい。店内はカオスだ。

Bossa Novaのロボット、はナヴィゲーションにLiDAR(ライダー)を使っている。つまり、一帯にレーザーを放ってマップをつくりだすということだ。人に出合えばもちろん止まるし、長い間動きそうにないものに遭遇すればルートを変える。

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