産経ニュース

ネット通販の隆盛で、「ロボット・ルネサンス」は加速する いかに機械は「倉庫」から進化を遂げるのか

WIRED WIRED

記事詳細

更新


ネット通販の隆盛で、「ロボット・ルネサンス」は加速する いかに機械は「倉庫」から進化を遂げるのか

 オンラインショッピングの倉庫では、1秒あたり最大500個といったペースで商品が発送されている。活躍しているのはロボットだ。わたしたちがネットで買い物をすればするほどロボットは賢くなり、進化していく。そんな「ロボット・ルネサンス」の時代が、いかに近づいているのか。その現場をレポートする。

PHOTOGRAPH COURTESY OF FETCH ROBOTICS PHOTOGRAPH COURTESY OF FETCH ROBOTICS

さあ、その「今すぐ購入」ボタンを押して、セーターやテレビ、あるいは、サーモンの切り身に見える枕を手に入れよう。ボタンを押せば、働き者の倉庫ロボットの役に立つことになる。

オンラインショッピング(ネット通販)の利用が増えれば、それだけ商品の発送にロボットを利用するオンラインショップが増える。倉庫を埋め尽くす商品の棚の間を往復するロボットもいれば、バーコードをスキャンして在庫を確認するロボットもいる。

そして、かつて人にしかできなかったことを、ロボットアームがこなすケースがますます増えている。無数に存在する奇妙なかたちの物をいくつかの注文にまとめ、親愛なるお客様へと発送することもできるようになった。

「わたしの考える2017年の重大ニュースは、オンラインショッピングが転換点を迎えたことです」と、米カリフォルニア大学バークレー校のロボット研究者ケン・ゴールドバーグは言う。「アマゾンなどの企業は前例のないペースで商品を発送するようになりました。1秒あたり500個といったペースです。しかもこれが増加し続けています」

そして進化だ。現在の働くロボットは、重い物を持ち上げたり、溶接したり、力ずくの作業を行うだけではない。アマゾンなどの配送センターを走り回る新種のロボットは、もっと高度で繊細で協力的になっている。

続きを読む

このニュースの写真

  • ネット通販の隆盛で、「ロボット・ルネサンス」は加速する いかに機械は「倉庫」から進化を遂げるのか