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その自動運転バスの公道走行は、「衝突事故」から始まった 「人間」が絡む課題の数々が浮き彫りに

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その自動運転バスの公道走行は、「衝突事故」から始まった 「人間」が絡む課題の数々が浮き彫りに

事故のあと、シャトルバスの運行は数時間にわたって中止された。だが、実験に参加している各企業によると、9日には通常のルートに戻り、多少の不安はあるだろうが関心の高い乗客たちのために短い旅を提供し始めたという。

「短時間の楽しい体験です。テーマパークで乗るアトラクションのようなものですよ」とモレノは話す。クルマの依存度が高いファンタジーランドである悪徳の街にはぴったりかもしれない。

ただし、自動運転シャトルバスはいつの日か、単なる楽しい気晴らしではなくなるだろう。現在、安全確認用の運転者を乗せずにアリゾナ州で走行を続けているWaymoの無人走行車ほどの魅力はないかもしれないが、搭乗員数の多いシャトルバスは、地点Aから地点Bまで人々を運ぶ、実際に役に立つ乗り物になるはずだ。

世界各地で続くテスト

ラスヴェガスのシャトルバスは、米国で初めて公道を走ったケースになるかもしれないが、ヨーロッパやアジアではすでに既知の存在だ。

ナヴィヤのシャトルバスは、2016年秋からスイスやシンガポールの各地を走っている。ロンドンのヒースロー空港では、11年から自動運転の「ポッド」で乗客を運んでいる。オーストラリアの「インテリバス」は、16年に3カ月間の試験走行を完了した。

シンガポールの大学構内を走るNavyaの無人シャトルバス。VIDEO COURTESY OF NAVYA

米国では、ナヴィヤが17年秋からミシガン大学構内で自動運転シャトルバスの走行を開始した。フランスの公共交通大手トランスデヴ(TransDev)は、フロリダ州で建設中のコミュニティの路上に同社の電気ミニバスを配備する準備を進めている。

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